結婚式等と異なり、葬儀を行う場合は比較的短い時間で執り行われます。半年も前から用意周到で準備をしている人はいないわけです。大抵の場合、危篤の段階で葬儀会社を見つけるか、すでに葬儀会社と契約をしている場合はそこに連絡をしておきます。
連絡をするときに決めておきたい事は、まずどこの病院に向かう日を決めなければいけません。会社の方で、自動車を用意してくれます。その自動車に遺体を乗せて運ぶわけですが、病院の場所を明確にしておかなければいけないわけです。
その病院の場所も、入り口付近に自動車を止めることなく、大抵の場合病院の裏口に遺体を運び出す場所があります。そこに車をつけてもらい、自動車が到着したときに病院から遺体を運び出すわけです。場合によっては、霊安室などに遺体を置いておくケースもありますが、昼間等の場合には葬式会社の人が1時間以内にお迎えにあがります。
遺体は、マンションなどの集合住宅の場合はそのまま自宅に戻すのではなく葬式場に安置することになるわけです。これに対して、一戸建て住宅の場合には、遺体を自宅に招き入れることが多いです。細かい話は、その後に話し合うのが基本です。
例えばどのようなプランにするかあるいは遺影の写真をどうするかといった話し合い、そしてどれぐらいの人数が参加予定なのかを決めなければいけません。